ICL体験談 価格と所要日数について
今回はICL・眼内コンタクトレンズの手術について、かかる費用と必要日数などについて記載していきます。
まず価格について。
これは施術を受ける医院によってさまざまだと思いますが、私は「品川近視クリニック」で施術を行いました。
価格は大きく分けて2種類あります。
※分割料金あり
これに乱視矯正を行う場合、片方につき5万円、両目で10万円追加されます。
私の場合は近視度数が-5D以上で、かつ、両目とも乱視矯正を入れましたので総額は……。
63.7万円
そして、私は運よく知り合いからの紹介を頂いていたので、-3万円となり……
60.7万円
これが私の支払った金額になります。
ではどのような流れで手術を受けるのかを説明します。
まず、手術を受けるにあたって確保しておくべき日数は4日。
この4日は瞳孔拡張や手術などにより、自身での運転は不可となるので、同行者または公共交通機関を利用して来院するようにしてください。
内容は以下となります。
- 受診・検査
- 手術
- 翌日検査
- 1週間後検査
受診・検査について
所要時間:2~3時間
ICLを受けたい旨を伝え来院した日は、受診・検査を行います。
ここでは自身の目の状態を正確に把握するため、様々な機材を使って目のデータを取っていきます。
10種類くらい様々な検査を行いました。その中で目に点眼薬で麻酔を行ったり、瞳孔の拡張を行ったりするので終盤になると視界の焦点を合わせる事が出来なくなります。全体でモノをとらえるようになるので、来院は必ず同行者や公共交通機関を利用してください。
この日の最後に、自身の手術に使う眼内コンタクトレンズの発注を行います。
その際、前金で19万円納付することになるので、忘れずに用意していてください。
60.7-19=41.7万円
残り41.7万円は手術当日に支払います。
この発注した眼内コンタクトレンズは新しく取り寄せる場合は2週間ほどかかります。院内に保管してあるレンズを利用するならば、近日中に施術が可能とのことでしたが、一生モノの付き合いになるレンズです。せっかくならば自分にあったものを新しく取り寄せてもらいました。
そのため、手術日は2週間後となりました。
2.手術について
所要時間:3時間程度
手術の様子や感想については、こちらをご覧ください。
ICL・眼内コンタクトレンズ体験談 手術当日の感想 ~目が見えるようになった日~
来院時に残りの費用を支払います。
41.7万円
手術を受けるまでに複数回の点眼薬を点し、ちょっとした検診後、手術。
手術自体の時間は体感10分あるかないかくらいでした。
安静室で休憩後、医師の検診を受け退院。
手術日当日は、1時間に1度のペースで3種類の目薬を点す必要があります。
視界もギラついていたり、乾きでシパシパしたりするので早めに帰宅するか、もしくは医院の近くに宿泊することをお勧めします。
また、術後3日間は首から上のシャワー等はNGです。感染症対策ですので、頭が臭くなろうが我慢してください。
3.翌日検診について
所要時間:1時間程度
手術の翌日に必ず診察を受けてください。
というか手術日・翌日検診・1週間後検診はセットだと思ってください。
4.1週間後検診について
こちらはまだ受診していないので、受けてから加筆していきます。
その他・お得な情報
交通費補助制度
今回受けた手術では、交通費補助制度が導入されていました。
手術日当日の交通費については、公共の交通機関(電車・バス・飛行機など)を利用することで補助を受けられます。対象エリアなどについてはホームページを確認いただくか直接お問い合わせしてください。
手術後の定期検診
手術後には、翌日・1週間後・1か月後・6か月後・1年後・以降1年ごとの検診が行われます。術後3年以内の検診代は手術費用に含まれます。3年以降の診察代は5000円(税込)がかかります。
さて、実際に手術を受けた上でアドバイスするとすれば、手術日・翌日検診・1週間後検診はセットで日程を調整する必要がある、という事です。
私の仕事は通常月曜がお休みなのですが、なんとこちらの医院も月曜がお休み。
私は手術日・翌日検診・1週間後検診の3日間とも、仕事を休むことになりました。
また、手術後1週間は力仕事NGです。
血流が回ることで目の炎症を引き起こすリスクが上がります。
力仕事をメインでされている人は1週間、休みをとれるようにしてください。
現在、術後5日目。経過は良好です。就寝時の保護用眼帯だけがネック。テープだけでは剥がれるし、上から手ぬぐい等で巻いても、枕との摩擦が強く頭・首の動きが悪くて疲れてしまいます……。
何かいい方法があれば、追記したいと思います。