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【実は気のせい?】孤独感の真実 友人の多さは関係ありません

現代社会を生きる中で、人とのコミュニケーションは避けられません。

その中の代表例が学校です。

今回は学校の中で感じる孤独感について、掘り下げていこうと思います。

 

コミュニケーションの良し悪しは関係ない

 

友達百人できるかな♪

 

このフレーズを聞いたことがない人はいないと断言できるほど、有名な歌があります。

友達と呼べる人が百人もいるなんて、どんなコミュニケーション能力を持っているのかと羨ましいばかりです。

 

さて、ではこの百人友達がいる(仮にA君としましょう)A君と、友達が2人のみのB君がいるとします。

 

このA君とB君はどちらが孤独感を感じるでしょうか。

 

答えは「わからない」です。

 

実は孤独感のあるなしは、友人関係の多さに寄らないことが明らかになっています。

巧みなコミュニケーションで一見楽しそうに友達と話していても、心のどこかで寂しさを覚える、なんて人は意外と多くいます。

 

一方、友人が一人二人と少ない場合でも変わりません。

ちょっとした口論から仲違いしてしまい、孤独感を感じてしまう人も多くいます。

 

 

孤独感の原因

 

では、何が孤独感の原因なのでしょうか。

友人関係の多さ、コミュニケーション能力の有無、外見、趣味趣向、思う所は様々あります。

しかし、これらは直接的な原因ではありません。

 

原因は主観。

私はひとりぼっちだ、という思い込みが孤独感の原因です。

 

結局は思い込みなのです。

 

自分は孤独なんだ。認めてくれる人は誰もいない。自分を受け入れてもらえない。自分はおかしな人間なんだ。

 

こうした間違った思い込みがネガティブな感情を作り上げています。

この思い込みの事をネガティブ・バイアスと呼びます。

(バイアスとは思考の偏りのこと)

 

孤独感の根底にあるのは、人間関係や友達ではありません。

自分は良くない人間なんだ、という強烈な思考の偏りこそが孤独感を生み出しているのです。

 

ネガティブ・バイアスが発生する原因

 

自分は孤独だ、ダメな奴だといった思考の偏り「ネガティブ・バイアス」が発生する原因の一つに「ハロー効果」という心理現象があります。

容姿・行動・性格・環境など、人が人を悪く言うポイントは数多くあります。

しかし、そのどれもがその人の全てではありません。

 

ネガティブ・バイアスに強烈な影響を受けている人は、例えば容姿について言及された時、「ああ、私はこういう人間なんだ。私を好きになってくれる人なんていないんだ。私なんて性格もこうだし……」と、どんどん落ち込んで行ってしまいます。

 

容姿という1つの特徴がどうしてか性格にまで影響を及ぼしてしまっています。

 

本当はそんなことありません。

容姿も行動も性格も環境も、個人の全てではありません。

 

思いやりが大事

 

ではどうしたらこうしたネガティブ・バイアスから抜け出せるのでしょうか。

 

それには「自分に対する思いやり」が必要です。

結局、自分の事を一番理解しているのは自分自身です。

自分という存在は重要で大事であるという事を意識することが、一番の解決策になります。

 

では、どうしたら自分は大事な存在であるという事を意識できるのでしょうか。

 

答えは「人に感謝されること」です。

 

自己肯定感の高い人は誰かに感謝されています。

「ありがとう」という感謝の言葉には人を心から豊かにするパワーがあると、多くの研究で明らかにされています。

 

この感謝の言葉は身近な人じゃなくても大丈夫です。

地域や社会に貢献し、心からの「ありがとう」を受け取ってください。

 

その「ありがとう」は自分という存在が重要である証です。

 

自分を大切にするという事は、他人を大切にするという事です。

与える事で得られるものは自分の心の豊かさです。

 

もし今自分を認めてあげる事が出来ないならば、ボランティアに参加してみてください。

どんなボランティアでも大丈夫ですが、個人的には子どもが関わるものがおススメです。

 

子どもの声は不思議なもので、特別なパワーが絶対にあります。

ヒーローが子どもの応援の声で立ち上がるのは嘘じゃありません。

 

たくさんのありがとうの声で、絶対に立ち上がれます。

そうしたら、あなただってヒーローです。

 

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